12月31日

 11時頃、母の「そろそろ起きたら?」という声で目覚める。寒くてなかなか起き上がれない。ほどなくして朝昼兼用のご飯が食卓に並ぶ。母が漬けたという鰆(だと思う)の粕漬けがとてもおいしかった。あとはいただきものの、豊橋で作られたらしい瑞々しいキムチも。身支度をして、歩いて7〜8分のところにあるパティスリーへ。あと少しで着くというところで行列が目に入り、まさかと思ったら目当ての店へと続く列だった。みんな、私と同じように贈り物を仕入れたり、もしくは今夜食べるケーキを買ったりするのだろうか。寒空の下に10分くらい並び、目当ての焼き菓子と、あとは、オレンジのパウンドケーキも買った。

 掃除機をかけていたら体が温まった。一軒家は寒い。母は動き回っているし、父はだいたい常にどこかで布団や毛布を被りぬくぬくしている。掃除が終わると母の運転する車に乗り、祖母の家へ。祖母は歩くのがとても遅くなっていて、いま思えば私はそのことにショックを受けて、気付いていないような振りをしてしまった。

 6時頃、夫が到着する。道は空いていたけれど、名古屋や岡崎のあたりでは雪が降っていたらしい。夫の希望により格闘技の番組を観る。夫が普段YouTubeで観ている格闘家が何人も出てきた。総合格闘技は素人には分かりづらい。何がすごいのか、強いのか、どうしてここで終わりなのか、わからない。夕飯は蟹、ローストビーフ、蕪とパプリカのマリネ、帆立と鮪のお刺身、キムチ。身支度をしたり、寝たり出掛けたりしていた私は何一つとして手伝っていない。スパークリングワインを開けて、一つ一つの料理をおいしく食べた。一段落すると、薄く切ってトーストしたパンとブルサンのチーズ。お蕎麦を食べ終えた頃、夫が炭酸ジュースを飲みたいというので、二人して着込んで外へ出た。最寄りの自販機までは歩いて4分と少し。寒かった。

 こうして書いてみると、手土産が赤福二箱では到底足りないことに気付く。夫はジュースを飲んだあと、電池が切れたように早々と眠った。私は食後、温かい絨毯の上眠ったおかげでまだまだ元気だったので、さだまさしトーク番組を観ながら胃を落ち着けてから湯船に浸かった。メディヒールのパックを顔にのせ、数日分の日記をつける。あしたはおせちとお雑煮をいただいて、明るい内にここを出る。2泊3日、早かったな。

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