4月17日

 すっかり寝坊。シンクに置いたままのお皿、干したままの洗濯物。シャワーを浴びてそれらを片付け、洗濯機を回し、身支度と荷造りを進める。

 どこからか、見たことのない景色が広がりはじめた。関は電車でしか来たことがないし、郡上ははじめて。雨がしっかり降っていて、道を進むに連れて霧が濃くなる。

 思っていたよりこぢんまりとした「宿」だった。旅館というより宿というかんじ。じゃらんの詐欺、と思っていたけれど、露天風呂は気持ちいいしご飯はおいしいし(夫はしゃぶしゃぶのお肉をお代わりしてお腹がはち切れそうになっていた)、素朴でいい宿だと思う。大浴場に入るときはいつも、「乳と卵」を思い出す。